本日、2016-05-07に、小松の ふれあい健康広場 で、友人らとBBQをした。
送ってもらったその帰りに荷物を下ろす際、トランクルームにあったこの本をお借りして読んだ。
お借りしておいてなんだが、まぁ、内容は目新しくないというか、まとまってて読みやすい。
この
- 最初に大きく格言的見出し
- 次に図示
- あれば詳細
という本を最近めちゃくちゃ読むんだが、この5年ぐらいのブームなのかな?私はこの書式がとても大好きである。「格言的見出し」である程度話を推測し、それに対してあたっているか、意外か、という感じで内容を読んでいけるからなのかな。
まずキャッチとして最初の1ページ「はじめに」において一番大きく、どんなバカにもわかるように「自分には運がない」とあり、そう思っちゃってる人へ的に書かれている。うーん素晴らしい。私だったらこの本を即レジにもっていっただろう。
とりあえず、気になったのは以下
- 08 「自分の分身」ばかり育てると組織は弱くなる
- 11 「大体できた」を積み重ねてもゴールにはたどり着けない
- 14 「複雑な補足」が必要な時点でその決断は大抵誤り
- 19 大きなミスほど見落としやすい
- 23 売れない理由を100個探すより売れた理由を1つ見つける
- 32 平凡な経営者ほどできることしかやらない
あたり。特に 19 大きなミスほど見落としやすい の図示は結構印象的で
- 横軸に「問題の大きさ」
- 縦軸に「発見の難易度」
があり、これらは、正比例していないという図示である、具体的には「山なり」と図示されていた。そもそも「問題、ミスの大きさとは何か」「この図が作者の思い込みなのか、どこからかの何かのデータを分析した結果なのか」あたりが不明だが、これは私のなかでは気付かされたことだった。
全体的に、私が「この横軸と縦軸はわかりやすい相関性があるだろう」と思い込んでいるあろうことが果たしてそうだろうか?と問いかけてきているようだった。今後は縦軸・横軸を書いてみるというのはありかもしれないなぁ・・・というか、なんのために付箋とホワイトボードを使っているのか。反省。
あと、 32 平凡な経営者ほどできることしかやらない から 「できることからやる」と「できることだけやる」のは違う ってのは韻を踏んでるようでおもしろいし、とても戒めになる言葉だ。
しかし、これが古本屋で108円か・・・。Amazonでも1円らしい。まぁ日経日経している本で、普段はなかなか買わないが、目次と図をペラペラ見るだけで何か気づきがあってとてもよかった。