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社会制度とゲーム、漫画、映画、現実

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20年勤めた会社を辞めた弟が映画を見に行こうというので、平日にオフをとって、富山までいってあの名作「ウォークラフト」の劇場版を見てきた。

「ハースストーン」や「World of Warcraft」「Warcraft III」プレイヤーなら結構楽しくみられると思うが、ちょっと事前知識ないときついだろーというシーンが多かったかなー?

結局、小説「ロードス島戦記」から始まり、ゲーム「Starcraft」や「Age of Empire」「Civilization」「Warcraft」、映画「Alien」「Predator」「Gladiator」「Avator」「Mad Max」、アニメ「ストライクウィッチーズ」などなど、異世界/文明/種族遭遇モノ、ファンタジーモノを「私がおもしろい」と思うかどうかは「その社会制度がどのようになっているか説得力があるように表現されているか」が全てだなあと思えてきている。

「指輪物語」が映画化された際に

「すごい面白かったよ!」 → 「どこが?」 → 「映像がすごいリアルなの!」 → 「え?君エルフに現実世界であったことあるの!?」

とかいうネタがあったが、まさにこれの言わんとしてることである。「リアル」ではなく「説得力」とうのが正しい言葉選びであろう。

そういうわけで、私の興味はそのあたりにあるようになったので、現実の社会制度が進んだらどうなるか?といった作品、SFも楽しめるようになったし(ドラえもんなんてまさにこれだよね)、過去にはこういう社会制度が背景でこういう話があったという作品も楽しめるようになった。

そして、その楽しめるのがループし、現実の社会制度を見つめることが多い。このループのせいで、見つめるが故に何事も幻想世界や歴史ものが立ちの延長、他人事のように考えてしまうのであろうか。これはよくないと思うのだがなかなかこの癖が治らない。

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