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UMLがメタメタわからん

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UMLなんて普通に読めるぐらいに思っていたんだが、仕事でガチで読まねばならなくなった。

実際には以下のような仕様書を参照している。

モデリング、、、つまり、図示において「これを表現するにはこう書こうね」とする場合、箱を書いてそこに名前を書いて、改行して…などなどと決める。

はて、次はその要素ごとにまた「これを表現するにはこう書こうね」といくらでも分解していけ、数学の定義のようになっていく。つまりメタな定義、さらにそれを定義するにはメタな「メタな定義」となる。

ていうかどこまでも細かくしてもしょうがないし、意味がなくね? それも仕様書でキッチリ定義しちゃおうということで、いったん UML2 メタモデルでは以下の4階層ですべてを定義しようとしてる。

  • メタメタモデル(M3)
  • メタモデル(M2)
  • モデル(M1)
  • ユーザオブジェクト (M0)

簡単に google したら オブジェクト指向の世界(23):UML2メタモデルを読む- 知識とは何か? - ITmedia エンタープライズ などがでてきたので読んでみるとおもしろい。哲学的な問にまできているのか。

まぁ、「わからんこと」「新しいこと」が「それを知らなくてもわかるはず」の言葉や図で表現されている…のだが、それが読めぬ。

これはあれだ、英語といっしょだ。つまり「現実世界で認知できているものが図示・英語など別表現で表記されていると、その認知と照らし合わせて理解した気持ちになっているが、実際には全く図示・英語から内容を読みっていない」ということなんじゃないだろうか?

今思えば日本語だってそうかもしれない。「てにをは」なんてほとんど脳に入らず、単語や状況を元に勝手に推測しながら読み書きしている気がする…。まぁ「てにをは」がメチャクチャになるときは大抵コピペで文章を組み立てているときか。

そういえば、聾唖な妹とLINEで会話すると「てにをは」がメチャクチャ。きくところによると手話には助詞がないらしい。マジで? (あ、手話・助詞で Google したら結構おもしろそうなネタがある) 日常生活を送るぐらいは通じる。

そもそも「言葉で通じにくいから図示しようね」って話なのに「図示を定義するには言葉を用いるしかない」ってあたりがむずかしいんだろうね。そりゃむずかしいわ。

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