また先日のCHNネタであり、さらに前のCHNネタでもあり、うちの親父とオカンがよく喧嘩してたネタでもあり、上司と部下でもよくある話である。
さて、まずは露骨なアフィリ。
何かというと「んなもん辞書でもインターネットででも過去ログでも調べたらすぐにわかるやんけ」ってことについてあれこれモメる、なぜか議題にあがるのである。そしてさらに、辞書なりインターネットなり議事録なりをみせると「そういうことじゃない!」とか言い始める。
小学生のときに「図書館の使い方」「辞書の使い方」など習ってるはずだし、図書館には司書さんもいらっしゃるし、さらに高等教育を受ければさらに論文の調べ方、会社入れば議事録の取り方なども習うであろうのにどうしてこういうことが起こるのであろうか?
いや、問題を「図書館・インターネット検索エンジンを使わないとわからないのが問題だ」というところにフォーカスするってのならば話は別だが。
それすりゃわかるものに対して平然と「わからない」と言っちゃうのはとてもそういう情報などを用意してくれている人に対して失礼だと思うんだがどうなんですか? 消費者としての立場しか経験ないとわからないもんなのかね。
まぁ、私の怒りは脇におく。結局、これらの知見から得られるのは
- その人にとって都合のいい方法
- その人にとって都合のいいタイミング
- その人にとって即利益をもたらす
というこの3点ぐらいがそろってないと伝わらない、伝わっていることにしてもらえない。「わからん」「しらん」「みつからない」とか言い始める人が本当に多いということである(もちろん自分自身も含めて自戒を込めて)。
「言い始める人」と表現したのは文字通りで、指摘すると「聞いてない!(= 気に入らない)」と怒り出す人が本当に多いからである。提供側のいい子は「あ〜どうして伝わらないんだ〜」とうつ病まっしぐらである。
つまり『俺は聞いてない』と『〜がわからない』の根本的な原因は同じであるが、ご機嫌をとることなんてしてたらアホらしいので
- 調査「方法」を提示する
- 方法が煩雑ならば何かを作成する
- これらを啓蒙する
を地道にやるしかないのか。やっぱりメンタリティっていうのか? マインド? ハウツー? そういうことも伝えていかねばならんのだろうなあ。
最近、APIやSDKのドキュメントがとてもよくなっていってるのも、これらを地道にやられてる方々の賜物であろう。見習いたい。