映画「日本のいちばん長い日」で、みたシーンで、印象に残っているシーンがある。
それは「ポツダム宣言の文面をどう訳すべきか?」という議論、やりとりのシーンである。
解釈の違い・ニュアンスの違いというのは、我らが「日本国憲法」ですら、ああだこうだ、言われているのに、外国から通知されたものをどう受け止めるべきか?というのを妄想などを一切抜きで決定し、みなに問うというのは想像するだけですさまじい作業だと考えた。
そう考えると、一度この文章を読んでみたかったし、結果としてどのように訳したのか、どのような英文だったのか、というのはとても興味深かったし、他人からの言葉を受け止めるということに何か得られるものがあるんじゃあないかと考えたのである。
ベストセラーなのか、出張中の静岡県熱海市伊東の駅で買えた。帰りの電車でサラッと流し読みしたが、英語の教科書として使っておもしろいかもしれない。