に出席した。
「TPPと日本の食糧問題を考える」というタイトルで、会場が「金沢市農業協同組合(JA金沢)」 で行う、という私としてはかなりの衝撃。
農協 vs 農政改革
という図式がTPPという案に対して浮き彫りになり、この数年は「これがどれほど根深いか?」というのを いやというほど伝え聞いたからである。
こういうなか、「元水産庁長官、農林水産審議官という経歴を持つ山田修路参議院議員」という山田さんが 地元の方に対してどのように話をするのか?そしてどのような反応をするのか?という生の場面を体験したくて 出席した。
まぁ、ちょっと内容はその時ツイートしたもので提示するとしてそれ以外の感想を覚えているうちに書いてしまう。
話の内容としては「農家のみなさん、あまり影響がないので安心してね」というように感じた。 なんというか、「どうしてTPPなのか = これを利用してこういう大計がある。」という話は この場面ではなかったな。客層の問題かな?
山田先生が話したかった内容は「食糧問題」であり、これについての話のほうがとてもおもしろかった。 ぜひ次もあるならこちらを中心に、そして、大きな狙いについてぜひ話してもらいたかった。
最後に、これだけあれこれ見たり、行ったり、聴いたりしてるくせに、生に質問をぶつけられるチャンス を得られたとしても質問をぶつけられないあたりが結局私のなかでも腑に落ちていない証拠なんだろうなと。
これは先日の馳先生のときもそうだったんだが・・・。今度こそがんばろう。
会場入りした。会場がJAでTPPというだけあってメンツがスゴイ。受付をみて「競馬場みてえだなあ。へっへっへ」とか言っちゃうおっちゃんとかいて熱い。
— ふぁらお加藤 (@PharaohKJ) 2016年2月27日
TPP発効条件について。全員一致か、参加国総GDP85%を超える国がOKをだしたら。総GDPの15%を超えるのは日本と米国なので、実質この2カ国が拒否権を持っているのに等しい。
— ふぁらお加藤 (@PharaohKJ) 2016年2月27日
スライド出しながら話すればいいのに、なしでバンバンしゃべってる。スゴイ。ていうかIT勢がスライド出すのに慣れすぎてるのかなあ?
— ふぁらお加藤 (@PharaohKJ) 2016年2月27日
米国の議論について。
— ふぁらお加藤 (@PharaohKJ) 2016年2月27日
日本農業新聞 e農ネット - TPP対策にチェックオフ浮上 消費、輸出増狙う 農家少額拠出で成果も https://t.co/bJH7AZ9PpS
— ふぁらお加藤 (@PharaohKJ) 2016年2月27日
国内検討の継続項目について。
— ふぁらお加藤 (@PharaohKJ) 2016年2月27日
あらゆるものの原産地を表示するのは大変なので反対と加工者は言うが、作ってる人は言って欲しいので賛成という立場の違いからくる賛否について。
— ふぁらお加藤 (@PharaohKJ) 2016年2月27日
TPP交渉開始はTPP協定すると効果は GDP+3.2兆円(0.6%にあたる)だが、現在は +1.8兆円とみている。
— ふぁらお加藤 (@PharaohKJ) 2016年2月27日
え?13.6兆円って言ってたじゃん?ってのは、その後、得られる著作権などなど見込みのことである。この数字は交渉開始時の見込みには加えてないので、先ほどの数字にはでていない。
— ふぁらお加藤 (@PharaohKJ) 2016年2月27日
農林水産業はTPP協定交渉開始-3兆円見込みから-0.13 〜 -0.21兆円になると、見込みが変わった。これは都合が良すぎる!ってツッコミがあるが、「交渉のなかで何も手を打たず、即日そうなったら、という計算が-3兆円だった」という話。
— ふぁらお加藤 (@PharaohKJ) 2016年2月27日
国がかかえてる非常用備蓄在庫は100万トン。800万トン/年なので、40日持つ。100万トンは20万トンずつ入れ替えし、一番古いのは5年だった。これを3年周期にして34万トンずつにするなどなどする。こういう運用次第でできることがある。
— ふぁらお加藤 (@PharaohKJ) 2016年2月27日
社会主義国のベトナムとTPPについて。
— ふぁらお加藤 (@PharaohKJ) 2016年2月27日
協定内容が他の協定と被ったらどうなるの? > 事業者が都合のいいほうを使えばいいらしい。
— ふぁらお加藤 (@PharaohKJ) 2016年2月27日
Q. もともとTPP反対だったけど、今は賛成なの? A. いや、こういうブロック経済はやるべきじゃない、自分らのなかだけで関税を安くするってのは本来は望ましくない!WTOはTPPみたいなことを限定的に認めるというようにしている。本来は全世界共通ルールをやるのが理想。
— ふぁらお加藤 (@PharaohKJ) 2016年2月27日
しかし、WTOの議論は人数が多すぎてまったく議論が進まない。なので、各国あきらめて地域でやっていこう、というのが現実。
— ふぁらお加藤 (@PharaohKJ) 2016年2月27日
農作物ごとに「輸入量を決める」「関税を下げる」など、いろいろある。「物」によっていろいろ交渉している。全部あれ、というわけじゃない。
— ふぁらお加藤 (@PharaohKJ) 2016年2月27日
受給率議論の山田先生考えの1つは金額ベースは無意味。なぜなら、「世界的に不作になった場合」というのが考えられないから。
— ふぁらお加藤 (@PharaohKJ) 2016年2月27日