1年も前のこの記事を初めて読んだ。すでに議論はされつくしているのだろうが、私が考えたことをまとめておこうと思う。
個人開発でぬくぬくやってきたエンジニアの僕が、縁あってエンジニアインターンし、5日目にしてクビになるという出来事があり、学びが多かったので綴りたいと思います。
②ぼくがやっていたのは、エンジニアでない
少しだけでもエンジニアとしての仕事を垣間見れただけで、見聞が少しは、広がったと思います。
以上、抜粋して引用させていただいたが、このあたりで「エンジニア」という単語がでてくるのはピンとこない。そもそも「個人開発でぬくぬく」はできなくないか?
別に生活がかかっているわけではないというのならば、そういうこともありえるのかもしれないが、少なくとも、趣味や片手間でも製品を作っていたのならば充分「ぬくぬく」ではない。ビシッとやってらっしゃる。
私から言わせれば、会社で仕事で作ってる人間でも「コイツぬくぬくだな」て人はしょっちゅうだし、むしろ会社員のほうがぬくぬくな面も多いにありえる。
1日目:Git
2日目:コマンドライン(UNIXコマンド)
3日目:PHPのデバックについて
4日目:SQL
5日目:SQL
「git」も「PHPのデバッグ」も「SQL」も、個人で開発してれば、いらないことなんて十二分にありえる。
そもそもこれらは「手段」「ツール」であり、やりたいことが達成できていれば、無くてもいいものである。エンドユーザー(最終的に製品を使う人)が「ああこれGit|PHP|SQLを使ってるな」なんて見ない。
だが、少なくとも2人以上で開発する場合、連携する「手段」「ツール」が必要になる。これらを共通化しておくほうがあらゆるところで都合がよく連携しやすい。そういうわけで、他人のコードをデバッグする手法だとか、Git、SQLが必要になり、これらに対して無知だからといって「私はエンジニアではない」というのは勘違いである。
「新しい製品を作って出す」ことがエンジニアリングであり、「手段」や「ツール」に対する知識ごときは「エンジニアリング」とは違う。多人数開発の中に入ろうとしてその手段やツールの知識がなかったことで凹むことはないし、個人開発で商品が出せているのならばきっと、代わってできることをたくさんお持ちだと考えるので、ぜひこれらかもがんばっていただきたい。
※ここまで書いて、この方の「個人開発」というのは、本当に1人で全部やってたのか、会社員じゃなくてやってた、という意味なのかわからないで書いちゃったな。まぁいいか。