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サーバインフラ設定構築業は職を失うであろうと考える 『AWS Summit TOKYO 2016』『JAWS-UG金沢 第11回 Meetup!』に参加

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AWS Summit Tokyo 2016 - クラウド活用の最適解、ここに集結。- 2016年6月1~3日 グランドプリンスホテル新高輪にて開催

JAWS-UG金沢 第11回 Meetup! - JAWS-UG 金沢

先日、出席した「AWS Summit Tokyo 2016」の報告会を、立ち飲みイタリアンバルで飲みながらやるという会である。

バスで行ってガッツリ呑みながら話しようと考えていたのだが、バスが2本続けて、満車のため乗車拒否というメにあい、しょうがなく、自宅に戻って車で移動。何かあったのかな?

とりあえず、「みた・きいた・考えた」ことを一通り、勝手に興奮してしゃべった。私の要点を箇条書きにする

  • Day1 は落ちた
  • 新製品・サービスの発表がなくて、全体的に落ち着いた感じ
  • IoT、サーバレス、マシンラーニング、このあたりが前面
  • Unityな某人気ゲームのアクセス数は 3000〜5000 リクエスト/秒
    • サーバサイドも C# 製で Redis と MySQL と EC2のWindowsサーバ で合計30ほどでさばけているらしい
    • どうやら全部最大サイズのインスタンスのようだ
  • SIer なしの「内製」でサービスを開発できるようになってきた
    • これはいままで実力あるゲーム会社やサーバインフラ会社がではなく、「毎日新聞社」さまなど、本業ではない会社が、である。
    • これまでオンプレとかよりEC2のほうが安いっすよ!楽っすよ!とか、それをお手伝いするだけのお仕事が死にそう。
      • MySQLインスタンスからAuroraインスタンスに変更したところ、2,200万円の節約をお客様が達成できた!と日本のAWSトップがプレゼンしたが、それはつまり「自社の開発したサービスを使うことによって、自社の売上が2,200万減ったお客さんがいる」ということであり、これを堂々とプレゼンするなんてとてつもなく素晴らしいことだと思う。
        • こんなこと俺が営業とかトップだったらすごい怒っちゃいそう。私の提案でお客様は2,200万節約できました。なんて・・・。
      • 結局、この例にあるように、AWS、Azure、GCP、Softlayer・・・といった、超超大規模でやってる連中がAPI、ウェブコンソールなどを充実させてきて、バンバン安くしてるから、「人間が代行します。信頼してね」という商法ではコスト的に全く勝負にならない
      • 素人では使いにくいものを、お手伝いしますからサポート費頂戴商法・・・Linuxのときに「それってまともな商売か?」というのを感じていたが、ここで素人が使いにくいままにせず、ちゃんと使えるものにしていくというのはスゴイ。
      • なんか PaaS SaaS が流行んなくてみんな IaaS したけど IaaS ですら高コストであるということにみんな気づいてきたんだよな
        • つまり、まわりまわって PaaS SaaS の時代がきた
      • 結局、お金とれるのはよっぽど IaaS の知識あったうえで、24時間対応する代行とかしかないんだろう
        • それすら人件費代であって、もっと自動化すすめばなくなる、ここを機械化できないと職を失うだろうなあ
          • その機械化も 「AWSに勝てる使いやすさをAWSに勝てる速度と値段で」・・・無理じゃね?
  • サーバーレスアーキテクチャはどのセッションもいっぱいだが実例に乏しい感じがする
  • パネル・ディスカッションはやっぱり40分程度では自己紹介で終わってしまいイマイチ
  • AWSを使って運用するサービスの保険がある! 東京海上日動 AWSユーザー向け クラウドトータルアシスト | 海上商事株式会社 参照
  • Elastic in Japan さんがブースを出していて、勉強会とかやらない?と言っていたので、 kanazawa.rb なんかで声かけてみようかなと思っている

こんなところかな。

メシの写真

今度は飲むぞ!2次回は「わん」さんで。個室、お通しサラダがよかった。

くぱぁや断面がないのが惜しい。

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クリームチーズのチャンジャ添え。コレいつ食べても美味しい。

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AWS Summit 及び、出張中の写真

品川駅で旧友と食事できて本当によかった。品川シーサイドのホテルにとまったんだが、贅沢できた。イオンのフードコートにいけた、あと都バスにのれたのも初体験でシステムや乗客の雰囲気など経験できて楽しかった。秋葉原の各店頭からドローンがすごい消えた気がする・・・。月曜の朝からパチ屋が大行列で「これだけエンタメな店でも人気なのはコレかー」といろいろ考えてしまった。

これがふじそばか。うまいやないか。

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フードコート ほっとや さんの匠の親子丼小

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インテルさんすげー

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15年ぶりに食べた!美味しい!

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本日の戦果

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せたが屋らーめん。いやー美味しいわ。

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うまい、、、。

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本日の戦利品

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チキン南蛮山

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くぱぁ

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パンケーキピーナッツバタークリーム。うっまそう!(俺は食べず、38歳のおっさんが食べました

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居酒屋のトイレがタイルの代わりに花札が貼られていてカッコいい。

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麺の香りが俺好み。うまし。

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ナポリタン山(冠雪

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背脂大量の醤油甘いらーめん。ネギ入れ放題がうれしい。

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消しの濃さが時代を感じる。

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ベーコンに挑戦 3rd Strike

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湿塩法 + 2週間熟成でベーコンを作った。

作ったソミュール液

  • 水1リットル
  • 粗塩 150g
  • 三温糖 70g
  • オレガノ スプーン1
  • ブラックペッパー スプーン1
  • シナモン 微量
  • パセリ スプーン1
  • 乾燥スライスニンニク 10枚ほど
  • ローリエ 2枚

水を沸騰させ、上記を入れて10分煮込んで冷ました。

漬け込み

フォークでざくざくさし、ジップロックのLに全部入れた。2週間寝かす。具体的には5/25開始。

脂身側にフォークでぐさぐさして2週間寝かす!肩ロースこの時点で柔らかさが違ってたぞ。

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途中経過

  • 液体の体積が減ってる気がする。
  • 肉の色が赤→桃色→黒

肉の色の変化については、このサイトで学べる。

塩抜き

ちょうど2週間の6/8(水)塩抜き開始。

狙いとしては、いきなり流水で抜くと、浸透圧がでかすぎて肉に打撃を与えてしまい、冷凍焼けみたいな色になっちまうんでは?と考え、鍋にためてみた・・・が結局白くなるので流水に切り替えた。結果として1時間鍋で水抜き→11時間流水で塩抜きしたが、後述するが、これでもまだしょっぱい感じ。

バラ肉が、鼻を近づけてクンクンすると、少し酸っぱいニオイがして心配だった。

乾燥

6/9(木)乾燥開始。とりあえず、「ペットシート」が脱水に使えるときいて、「こまめだワン ライト」をアルビスで買ってきて使ってみたが、ライトはよくなかったようだ。効果が薄い。そして青の色も脂にうっすらついてしまった。(そりゃそーだ。そういう用途に使うものではない。)

次買うときは、「ユニ・チャームさんのデオシート無香料」にトライしてみよう。

そういうわけで、シートにくるんで6/9(木)、6/10(金)の2日冷蔵庫乾燥。途中3度ほど交換した。最後の6/10(金)の夜は、シートなしで冷蔵庫内乾燥。

熱乾

網の上に平置きし、火の入りにくそうな脂のない肉のほうに温度計をさして、2時間乾燥。室温が高く、スモーカーに直射日光があたってることもあって、ほっといても熱そうだった。しかし40℃というのは腐敗する温度だときいていたので、びびって最後は80℃まであげて乾燥してみることに。

時間 スモーカー内温度 肉内部温度 注釈
開始 70℃ 20℃
15分 75℃ 26℃ 2段窓をあけて温度調整
30分 60℃ 32℃ 上段蓋しめ
45分 70℃ 35℃
60分 65℃ 37℃ 下段蓋しめ
75分 60℃ 39℃
90分 75℃ 41℃
105分 80℃ 43℃ 肉から脂がでてる
120分 80℃ 43℃

燻煙

さくらのウッドを使って、3時間、75℃〜85℃をキープした。結果として3時間後には肉温度59℃がずっと続いていたようだ。

肉の調理温度については 絶対に失敗しない肉料理のコツ!「火入れの科学」-[知識編] : Cooking Maniac が詳しい。まぁつまり、60℃になると肉が固まっていく。

完成

上記の理屈どおり、火がじっくり入った感じのベーコンが完成した。うん。うまそう!だけど、手作り感がない!もっと生っぽいの食べたい!

6/12(日)の今朝、1晩置いたものを焼いて食べてみたが美味しいけどしょっぱい。乾塩法にトライしてみるかなーと感じている。

食品衛生(肉)に詳しい人と話をお伺いしたいのは、肉の内部は殺菌する必要があるのか?ということで、「もしも2週間塩漬けにし、水分も抜けていれば表面を殺菌すればよい」のだったら、肉の表面温度を測定し、そこが63℃で30分 + 燻煙できていればいいはずなので、もっと生っぽくて、手作り感あふれるベーコンを作ることができると思うんだがー。

デジタルデバイドの先をハックできるのか?そして、獣害・耕作放棄地について考える『Code for Kanazawa Civic Hack Night vol.13』に参加

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CfK の CHN に参加した。

Code for Kanazawa Civic Hack Night Vol.13 - Code for Kanazawa | Doorkeeper

といっても、 codeforkanazawa-org/ha4go: ha4go の開発打ち合わせがメインで、他は話半分にきいていた。

隣の席が「獣害」「耕作放棄地」についての話題がでていた。話半分な要旨をまとめると

  • とにかく「畑などに人がおらず、メンテされていない」
  • 「メンテされていない」となると獣害はますますひどくなる
  • 「ひどいと放棄せざるをえない」つまり、スパイラル
  • とにかく、無料でもいいから人にきて耕作・畑作して、メンテしてほしい
  • ただし、「無料でもいい」といっている方々は端末の操作などは期待できない

ということのようにきこえた。獣害の問題については、また専門的な議論が必要だとして、ここで私が考えた大きなテーマは「デジタルデバイド・情報格差で分離されてしまっている端末も操作できない方々をハックできるのか?」である。

ならば「端末も操作できないような方々向けのアプリ・装置」が必要だとすると、これはかなりの作り込みが必要になる。つまり「無料であげるから」どころか「金を払ってあげるから」ぐらいが本当は必要となる。

結局、「使えない」のコストを誰が払うか?の問題に帰結する。

「お年寄りがスマフォを使えない」と「しょうがないね」。という気持ちになり、「今の若者はスマフォばかりでPCが使えない」と「勉強不足だ」。という気持ちになるのはまともなセンスか?気持ちや育った背景などわからなくもないが、これは差別的な話だ。できるやつはできるし、できないやつはできない。よって、この問題は弱者側のコストをどうサポートするか?というのが、いわゆる「Civic Hack」では、どのような問題だろうが確実についてまわる問題であろう。

しかもこのような「みなで団結してやらねばならぬ」「できない人間は不便な生活のままでどうぞ」で住む問題ではない場合、やはり、行政やボランティアなど、「運用」の世界になってしまうんじゃないかなぁ・・・。

しかし、こういう相談を誰にお願いすればいいのか?とっかかりをもとめてCHKにきていただけたのはすばらしいね。行政に行かないのは残念かもしれないが。

普通に考えたらマッチングサービス?

あと、単純に耕作地マッチングサービスなどを作ればよいと考えるがその運用は地獄の体をなすだろうなぁと想像してしまう。例えばこんな感じ

  • 無料!ということで謎のボット・業社・個人が登録してまわる
  • 謎がこられると困るので、マッチングサービスが個人情報を要求せざるをえなくなる
  • まぁ土地が絡むからしょうがないだろうということで役所との連携もいる
  • 外国の人とかどうすんの?
  • そもそもタダで貸してるのにこない!
  • マッチングした人が気に入らない!

そういうわけで、形としては「耕作放棄地」をオープンデータとして収集(自治体か、国かが提供)、そこにオファーがかけられるサイト、ぐらいがバランスとれてるのじゃないか?

文化・土壌の構築

最近、BBQ料理にハマって、いろいろ見ているが、スパイス業社やソース業社が調理法コンテンツを提供しているのを見ると、「文化・土壌を作る」というところからやってるなぁーと感心する。キューピーマヨネーズ3分クッキングとかもまさにそれだ。

なので、直接利用者に金を払うかはおいておいて、「田舎の耕作地を貸し出してて、それをパッと検索して、好きなところ選んで、そこで農業やってみてはどう?地元の人がサポートするよ」ぐらいの文化・土壌を「金をかけて構築」せねばならぬだろうなぁと考えた。

夕食

特濃最高。汁がなくなるまで替え玉した。

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無精な人間ほどCI好きだと思うんだけど『Kanazawa.rb #45』に参加

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Kanazawa.rb #45 に参加した。

kanazawa.rb meetup #45 - kanazawa.rb | Doorkeeper Meetup #45 - Kanazawarb

DMM.com Labo さんの金沢南町新オフィスで行った。

これもリクルーティングの一貫なのか、その手に関するペラ一枚配っていた。まだまだ事業拡大しようとしててすごいなー。

とりあえず、最初CIについて導入を話して欲しいということで、少し話したんだが、まーなんかピンとこなかったね。反省。自分の言いたいことがまとまってなかったてのもあるんだろうけど、「いや、そういう話をして欲しいんじゃない」とか言われて、カッときて、なんだかよくわからない話をしてしまった。

相変わらず、私の話は中身が無い、味が薄い感じだったけど、この後のハンズオンほかは、ニンニクアブラマシマシでガッツリ面白そうな感じでよかった。私としては機嫌悪かったので「当たり前やん」ぐらいの気持ちでいてしまった。本当に反省。

この「んー、なんかCIの話題やりたかったけど、俺の思ってるのとは違う」という気持ちを整理すると、たぶん、私のやりたかったことは「CIを使ってみる」話じゃなくて、「CIはある前提でどのように業務を進めるべきなのか」という話がしたかったのかな。

言いたかったことは、git だろうが svn だろうが、動作やマージがおかしくなったら、人間と打ち合わせしないといけなくなり、いくらコミュ力が高かろうが、それが一番、コスト高いはずで、これを減らし、「人間が介在しなくてもなんとかなるシーンを増やしてくれる運用」を容易に用意(どっかのどっかー)できるツールなんで、コミュ症、無精な人間ほどCI好きなはずだよね?ということが言いたかった。

あと、脳が疲労してたのか、新施設になれてなかったのか、自分の Macbook Air の画面と大スクリーンに映しだされている画面についてピンとこず、呂律が回らないシーンもあったりしたところも反省。

懇親会

ハナタレ 金沢 木倉町(木倉町・せせらぎ通り/居酒屋) で行った。特製オリジナルタレのかかってた鶏南蛮、土鍋ごはん美味しかった!

とり南蛮特製だれがうまし

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鳥五目土鍋メシ

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二次会

みんなで一風堂。・・・やっぱり一風堂って味薄くない?酔っ払ってたからか、疲れてたからか・・・。

切り取り・斜め読みを考慮すべきか『頭のいい段取りの技術』読了

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本棚を片付けていたら、シオリが挟まれたままの本がでてきた。

まぁ新書に部類されるものなので、さっと読了した。さすがにコンピュータ周りのネタが古い(2007年出版)感じだ。

それでも段取り技術というのは「芯」があり、普遍的な技術というのはこの本で学べる。・・・まぁ私は段取りとか上手なほうじゃないけれど。

プレゼンや企画書の書き方について、双方とも「斜め読みに備えよ」とある。うーん。まぁ文章の性格上そういうこともあるかあ。「政治家はどこを切り取られても大丈夫な演説をせよ」とか言うアレと同じかー。全部見ないとよくわからない文章はウケが悪いから企画書はpptで持って来いとか言われるんだろうなあーと。そういえば日経さんの本も「資料の作り方」にそういうようなこと延々かいてあったなぁ。「文字をでかくしろ、色をつけろ」とか。

そもそもの話「ピンとこない資料がでてきたとき誰のせいと考えるか」というのをいつも考える。私が提出を求めた時、そうなったら

  • 書式を指定しそこねた = 私のせい
  • 質問が悪かった = 私のせい
  • 読解力が足りない = 私のせい
  • 前提知識が足りない = 私のせい

と基本考えてしまうし、裏に返せば提出したのがピンとこないと言われた場合、「読みやすい書式、内容なんてのは人それぞれなんだから、提出を求める側にいろいろ決める義務がある」と常に思ってしまっている。なので状況によっては「お前のせいだろ!!」と憤慨してしまう。

「読まれないと負けなんだから、読まれる表現になるよう努める」というのは大事だと思う、、、が、小学生を相手にするような資料作りなんて時間の無駄になるのは目に見えてるので、こういうのは「お互い」とか「組織内」とかで背景をあわせ、書式、方式、ツールを決めていくのがいいんだろうなと考える。

例えば LT(方式) とか .ppt 、.key(書式・ツール) というのはそれだろうなと考えるし。とか言ってたら、次はその結果やっぱりピンとこないから ppt 禁止なんてのもこの数年きく話だし。いろいろ模索が必要なようだ。

つまり、「切り取り・斜め読みは考慮すべきだが、どのようにそれを行うのかは、双方歩みよって模索、確立していくべきだな」という話。と「資料が伝わらないときは憤慨せず、謙虚な気持ちになりたい」ということがいいたかった。

あ、あと、最後のほうにあった「依存関係相関図 + 進捗表」の管理方法はマジックで黒々と塗るのは気分いいだろうなーと感じた。こういうビジュアライザ。ほしいな。

視点を増やす、つまり、モノサシを増やす。『世界の国 1位と最下位』読了

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『世界の国 1位と最下位――国際情勢の基礎を知ろう』を読んだ。岩波ジュニア新書・・・、子供向けの新書ということなのだろうか?

岩波書店の書籍 岩波ジュニア新書

1979年原文とあるから、私と同じぐらいの年を数えているようだ。

とにかく、いろいろな視点から1位と最下位を知り、それだけにとどまらず

  • どうして、1位、最下位になっているのか
  • この比較のための数値は誰がどのように用意したのか
  • この比較結果を見て、我々の課題は何か

というのを提示してくれている。2010年に出版された本なので、現在流行りの経済の話や、現在の国際情勢(主にEU、米国大統領選などなど)はもちろん「さすがに読めなかったかなぁ・・・」という感じだが、やはり大事なのは「モノサシ」を用意して考察しているということである。

何かを評価するとき、どうしても評価軸を定めねばならない。そして順位を決めることができる。

つまり、順位を決めるには「モノサシ」で測定できるようにならねばならない。先日の「この図をかける時点で気づいている」のと同義で、「評価軸を定めモノサシを用意できる」とは、視点を増やせていると言えるだろう。

しかし、よくあるのはこのときに「インチキなモノサシ」を用意してしまうことが本当に多い。正しいモノサシを用意できるようになるのは訓練がいる。相手の用意したモノサシをインチキではないか?と考察するのにも訓練がいる。

そして、この本はそのモノサシには賞味期限があるのではないか?ということもまた教えてくれる。

これまでの世界に用意された「モノサシ」でみた世の中が、現在はどうなったのか、そして未来はどうなっていくのか、そこで示される「モノサシ」の示す長さ = 「豊かさ」なんてのは何年持つのか?そのモノサシはインチキだったのではないか?この一冊を読んでみるとその意味、価値、むなしさ、必要性など考えるキッカケになる。

キモは道具が教えてくれるべきか?『JAWS-UG金沢 第10回勉強会』に参加

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5/12(木)の夜、JAWS-UG金沢 第10回勉強会に参加した。連休中は主催の2人しか登録しておらず、「やっぱ平日は厳しいかなー???」と考えていたが、蓋を開けてみたら22人もご参加いただけてとてもよかった。

JAWS-UG金沢 第10回勉強会 - JAWS-UG 金沢 | Doorkeeper

今回は「運用」ということで、いろいろとお伺いできてよかった。特にクラスメソッド株式会社植木さまのお話なんか、おそらくこういうド田舎やサービススタート時では想像もできないような大規模クラスタ、及び、多種多様なユーザーをお客様に持っていらっしゃっており、そのキモ、あるあるなんかをお話いただけた。

私のプレゼンした内容は以下

iCloud版

その後、懇親会も含めて感じたことは

  1. 各専門が本当に専門性が高くなっていくと、それらを学ぶのにもとても時間がかかる。
  2. こういったキモを『特に知らなくてもウェブサービスインでき、運用し続けることができること』がインフラ、サービス開発環境、らのゴールなはずである。
  3. そうじゃないと、人間に近いところを実装する人間ほど、全専門分野を知らねばならなくなってしまう。
  4. そんなことはじゅーぜろ無理なので、そういったキモを学ばなくても、用意された道具が自動的に教えてくれるべきではないのか。
  5. そうすることで専門家と専門家をつなげるところを道具がカバーしてくれるんじゃないか。

ということであった。まだまだ現時点では、「ウェブ・サービス開発者はどのようなアーキテクチャのインフラに乗っかるのか」というのは強く意識しないといけないし、運用もそれを確実に望む。(このあたりが DevOps というやつなんだろうが)

ならば現実問題として、「最後の最後」、もしくは、「何かあってから対応する」のではなく、最初から人力に頼らず「お互いに使う道具」を用意してチェックしながら進めるべきだろうな。と考えた。そうすれば、ノウハウは人間ではなく、道具に蓄積されていくので、きっと、競争力高い商品、使える商品になっていくだろう。

みんな「見なきゃいけないところはどこか」という知見はだいたい積もってきたので、次はそれを「いかに早く・お手軽に使える道具として提供・設定するか」という議論につなげていきたい。

懇親会

ひかりやさんでした。4000円飲み放題つき。串揚げ食べきれないほどでてきてとても満足!(私は食べきれたが、周りの串を全部持って帰りたいぐらい!!!)

串揚げ ひかりや 近江町店

ゲソの味付けが最高!でした。

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どうして基礎的な技術の話が一般に浸透しないのか考えよう『ITざっくばらん会 Vol. 2』に参加

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5/13(金)の夜、先日の 「Vol. 1」、「SEの集い」 に引き続き、「ITざっくばらん会 vol. 2」に参加した。

ITざっくばらん会 Vol.2 - ITざっくばらん会 | Doorkeeper

正直、SEの集いも含めて、「この会に貢献できることが無いのかもしれないな。」と考えたが、まさかの五十川さん、松尾さんが参加されるとのことで、「聴講者」としての立場もいいかなと考えて参加させていただいた。

結局、憤慨するようなSSL証明書をあれこれせよ、という事案が私の身に発生し、取材したいという欲求もありつつ、これを今の殺気があるうちに伝えたほうがいいなということで、急遽、お話させていただいた。(iPhone6plus で .key 作ったが、これは全然作ることができるね)

結局のところ「わかってる連中が、それを特権と思わず、正しい知識を周りにうざがられても伝えるべきである」と考えた。そうじゃないと、それを踏まえた次の考えというのが一部の人間だけのものとなってしまい、多様性をカバーできなくなる。

  • 「そんな〜水とか意味あるの?」
  • 「そんなセキュリティ、めんどいだけじゃないの?」
  • 「そんな制度、なんでそんなことになってるの?」

こういったものは理解を得られるまで説明しないといけない。もちろん本来はこういうときに例え話はよくない。例え話は説明できない場合の逃げ、仕方なくとる戦法であり、自戒すべきである。(もちろん、このあとの懇親会含めて、私の口から出るのは大抵例え話なわけだが。よくない。)

いい加減な商売なのか、誠実な商売なのか、を見抜ける眼を持たねば、次に進めぬ。説明責任、相互に果たしていきましょう。

懇親会

メキシコ料理マルガリータにて。相変わらず、とっても、美味しい!台湾についてお話させていただいた。もしかしたら近いうちに出張するかも。

メキシコ料理 マルガリータ 金沢(武蔵・近江町/各国料理) | ホットペッパーグルメ

これステキだなー。

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うまい

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チキンとポークのステーキをテキーラで!ひゃっはー!

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私には7億稼ぐのには3生以上かかりそう『3年で7億稼いだ僕がメールを返信しない理由』読了

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そのまま言うなら「クソ生意気なこと延々かいてあるなぁ」という感じでななめ読みしていったが、本質的なところは私の考えとだいたいあってる・・・ような気がする。(そしてそう思わせることは作者の術中なのだろう。)副題は「自由とお金を引き寄せるこれからの人づきあい」と、まるで怪しい情報商材のような副題だ。まぁこういうのが好きな人向けなんだろうなあ。

作者は才能と魅力にあふれる人なんだろうな。ほっといても人が寄ってくるタイプ。「切る」なんて単語、アニメを数話で「もう見ない」の意以外で使うことあったんだね。とにかく、「人づきあいに悩んでいる人」はこの本で何かヒントをもらえるかもしれない。最初に感じてしまうのは「このガキ、何を抜かしやがる。」だろうけれど。

ここで言う「悩む」とは

  • 営業と称して他人と会うのが苦行、その苦行の成果が出ないのはおかしい!という悩み
  • あいつはよくて、なんで俺はダメなんだ、という悩み

とかかな?まぁとにかく そんなことやってる暇あったら腕を磨け と言う話。

あと、「マーケティング」とか言うから「現場知らずの数字だけ見て冷静な分析とか言っちゃうヤツでしょ?」みたいなメで見てしまうが、「多くをインプットせよ」という話で、インプットとは「読書」「勉強」ではなく、「実際の経験を積め」というのもまったく同意できる(その後記載されてる比喩はピンとこなかった)。

ま、同意できることは多いけど、俺は3年で7億どころか、3度生涯をかけても7億はあやしい。実践が足りないのか、稼げるかどうかは別なのか。はてさて。

思い込みがあるとこの図はかけぬと反省『敗者の錯覚』読了

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本日、2016-05-07に、小松の ふれあい健康広場 で、友人らとBBQをした。

送ってもらったその帰りに荷物を下ろす際、トランクルームにあったこの本をお借りして読んだ。

お借りしておいてなんだが、まぁ、内容は目新しくないというか、まとまってて読みやすい。

この

  • 最初に大きく格言的見出し
  • 次に図示
  • あれば詳細

という本を最近めちゃくちゃ読むんだが、この5年ぐらいのブームなのかな?私はこの書式がとても大好きである。「格言的見出し」である程度話を推測し、それに対してあたっているか、意外か、という感じで内容を読んでいけるからなのかな。

まずキャッチとして最初の1ページ「はじめに」において一番大きく、どんなバカにもわかるように「自分には運がない」とあり、そう思っちゃってる人へ的に書かれている。うーん素晴らしい。私だったらこの本を即レジにもっていっただろう。

とりあえず、気になったのは以下

  • 08 「自分の分身」ばかり育てると組織は弱くなる
  • 11 「大体できた」を積み重ねてもゴールにはたどり着けない
  • 14 「複雑な補足」が必要な時点でその決断は大抵誤り
  • 19 大きなミスほど見落としやすい
  • 23 売れない理由を100個探すより売れた理由を1つ見つける
  • 32 平凡な経営者ほどできることしかやらない

あたり。特に 19 大きなミスほど見落としやすい の図示は結構印象的で

  • 横軸に「問題の大きさ」
  • 縦軸に「発見の難易度」

があり、これらは、正比例していないという図示である、具体的には「山なり」と図示されていた。そもそも「問題、ミスの大きさとは何か」「この図が作者の思い込みなのか、どこからかの何かのデータを分析した結果なのか」あたりが不明だが、これは私のなかでは気付かされたことだった。

全体的に、私が「この横軸と縦軸はわかりやすい相関性があるだろう」と思い込んでいるあろうことが果たしてそうだろうか?と問いかけてきているようだった。今後は縦軸・横軸を書いてみるというのはありかもしれないなぁ・・・というか、なんのために付箋とホワイトボードを使っているのか。反省。

あと、 32 平凡な経営者ほどできることしかやらない から 「できることからやる」と「できることだけやる」のは違う ってのは韻を踏んでるようでおもしろいし、とても戒めになる言葉だ。

しかし、これが古本屋で108円か・・・。Amazonでも1円らしい。まぁ日経日経している本で、普段はなかなか買わないが、目次と図をペラペラ見るだけで何か気づきがあってとてもよかった。