libAlexandrina.so.octopress

肉の日に『伝説のすた丼屋金沢大河端店』に行った

| Comments

弟がきていたので前から行ってみたかった『伝説のすた丼屋金沢大河端店』に行った。

22:30ごろに入店してなんとか席は相手て座れたけれど、帰宅するときには待ち席も埋まるほど賑わっていた。

2/9 = 肉の日で肉50%増量といううれしい状況で、そこからさらに肉マシは頼めなかった。残念。私は『生姜丼油そばセット』、弟は『すた丼』。いやー、とても美味しかった。

いつも関東出張のたびになんとか行っていたけれどこれで地元で食べられるから他の店の開拓ができるな!

人間がガツガツうまそうに飯食ってるのを見ると「よし、俺も前向きに生きて腹いっぱい食うぞ」って気持ちになる。なんでだろうね。 (いや、少食の人間を見てるとゲンナリする、心配になってくるとかそういうわけじゃないんだけど)

「泥棒」「郎党」「ならず者」が領地を獲得していく反社会的なゲーム「ドミニオン」をやってきました

| Comments

2017-02-06にゲームスペース金沢さんにお邪魔した。

ゲームスペース金沢さんは毎週月曜日をドミニオン日と設定してくれている。

みんな新しいゲームで盛り上がってるところに「ドミニオンやろうぜー」といって、しかもこっちは準備万端でせっかくつきあってくれた方相手に大立ち回り。シラけた感じになっちゃう…というのを回避できては本当に助かる。

こう見てると迷いなくプレイできるいわゆる、ガチ勢は少ないようだったが久しぶりにやってとてもおもしろかった。また行きたいし、ガチ勢と朝までやりたいものだ。

1戦目

まずは基本セットだけで遊ぼうということで場はこれ。

何人がつきあってくれるかなーという気持ちになったが、泥棒庭園+市場を選択。さすがに勝ち。

2戦目

うーん。正直、仮面+銀貨であとは勝利点6を買うだけのゲームでいいと思うんだが…まぁエンジョイプレイを選択して銀貨、執事スタート。軽く圧縮して寵臣+共謀者+貴族とかで遊ぼうかなあと考えてたら、普通に仮面銀貨勢が勝利点6買いはじめて追いつけなくて負け。あとやっぱ執事じゃ一生圧縮できる気がしないわ。ちょっと思い出してきた。

3戦目

収穫祭+基本。まーこれはエンジョイしちゃだめだった。鍛冶屋か書庫でそのままトーナメントにいくべきだった。1番目だったのに上家が先にトーナメントで勝っちゃって郎党打たれて負け。

4戦目

まさかの観戦勢。2卓あったので3戦目の上位2人を出し合って決勝をやろうぜ! って。セットは繁栄。みんなで都市をシェアするという優しい世界。ならず者コンボで最後のターンに20点ぐらい買って終わってました。クソゲー!

5戦目

決勝後に。あんまり覚えてないけど、労村と大衆でドヤろうと思ったが普通にならず者に追いつけなくて負け。っていうかならず者ルートいったやつがみんな勝利点買う必要ねーからただの劣化村鍛冶屋じゃねーか。大衆がならず者に負けるとはどういうことだ!このゲームは反社会的なゲームだ!クソゲー!!

メディアやアイツやコイツは偏っているのか。

| Comments

偏っている。以上。

例えば「ここに飲料向け500mlペットボトルがあり、水が半分入っている」として、これだけでも以下の語句全てに「偏っている」をつけることができる。

  • ペットボトルのメーカーが記載されていない!
  • 他サイズのペットボトルをなぜ使わないのか!
  • 水が半分もあるじゃないか!
  • 水が半分しかないじゃないか!
  • 水がいかに人を殺すか示されていない!
  • 水がいかに人を救っているか示されていない!

どれひとつとしてウソをついていない。結果同じ事実を見た結果「自分からみて都合悪い・聞こえが悪いもの」で伝えられると「偏っている」といいたくなる。気持ちはわかる。

例えば「流行語大賞」ひとつとっても、私にとっては「そんな言葉流行ってるなんてきいたことねえよ」って言葉が流行語となっている。「偏ってるなあ」のひとことも言ってやりたくなるが、偏っているのは私か? 自由国民社か? それとも審査員か?

私の尊敬する友人が言った「脳が100個あれば100通りに感じる」そのとおりだ。十人十色、観測者の数だけ偏る。そもそも偏っていないものはない。あるのは「事実」と「それから受け取った人間の心の変化」しかない。

できることは「偏る」ことを謙虚に受け止めた上で

  • 「立場を明確にして、発信すること」(もちろん、無記名・匿名というのは立派な「立場」である)
  • 「それぞれの立場を把握して、受信すること」

しかない。

バランスをとるには「できるかぎりいろいろな立場の発信を受け取ること」しかないと考えている。よって、私がとにかく明確・正しく把握・こだわっているのは「立場」である。ここを間違えて捉えないようにしなくてはならない。

「メディアはもはや安倍政権にあやつられている!」といってるやつがいるな、と思えば「メディアはもはや中国共産党にあやつられている!」というのも相変わらずにいるし、もう最近は右も左もこんなことをいいはじめた。要約すれば「俺の意見が報道されないのはおかしい」である。とにかくテンプレである。

偏っている! といわれる新聞広告テレビウェブまとめサイト…ウソ・おおげさ・まぎらわしいが大好きでそれを金にかえたい連中とそれに群がる連中がやっているので偏るのは当然であり、そしてその連中とは我々である。メディアのレベルは我々のレベルである。他人のせいにせず、謙虚に考えないといけない。

「メディアやアイツやコイツは偏っている」と発言するのは「ものは上から下に落ちる」と発言するのと同義である。やるべきであり、できることは「立場を明確にして議論に参加する」ことである。

読み書き算盤とは違うものが必要『10代からの情報キャッチボール入門』

| Comments

ちなみに私は小学生のときに同級生の「宇宙人と会った」「人を殺して堤に沈めた」なんてのを心底信じるタイプだったし、「ノストラダムスの大予言」「うしろの百太郎」も完全に心底信じていたタイプである。

いろいろまわって一言で言えば「コミュ障」だったのである。

さて、それが1995年頃になって突如コミュ障バリバリのままインターネットに漕ぎ出すことになり、プレゼンの練習をさせられることになったりと、今考えても「アイタタタタ」となるような黒歴史を残しながらその歴史は続き、今に至っている。

さて、何を申したいかというと『読み書き算盤』は割と体系立てられて教えられているが「友人の言ってることの受け止め方」なんてのは教えられていない。そしてこの本の筆者は

  • 食事「よくかめ」「好き嫌いするな」など → 習う
  • 歩き方「飛び出すな」「左右を見よ」など → 習う
  • メディア「情報の受け方」「情報の発し方」→ 習わない

から始まり、ほとんどの人はテレビ・漫画・本・新聞、加えて今の御時世はSNSやウェブページなどに人生のほとんどの時間を割いているのにこれとの付き合い方は誰も指南してくれないよなあという問から始まる。

筆者はあの下村健一さんである。

下村さんといえば松本サリン事件で冤罪スクープ、その後まわりまわって、あの3.11時の民主党政権菅内閣の内閣広報室審議官を務められた方である。その下村さんが10代向けに本を書く? これは年齢がダブルスコアしてるけど読むしかあるまい。第三章ではあの震災時の反省にも触れられているし、第四章では民主主義、政治にまで話が及ぶ。

私は95年(高校2年時あたり)からインターネットの世界に漕ぎ出した。その後大学に入学したが、工業大学ということもあって、とにかく「論文を書くために」だっただろうがこの「どのように研究成果を受取、発信するか」というのをかなり興味深く学ばせてもらった。そしてアルバイト体験などを経てたどり着いたひとつの結論が「相当な高等教育を受けないと情報発信することはできない」であった。

それが2000年すぎには2ちゃんねるなどが現れ、「ウソをウソと〜」の名言もでた。そして現在では「PVが金になる」「承認要求を満たせる」「パクツイ」「フィッシングページ」…などなどで、とにかく犯罪者から無邪気な幼児まで「おもしろいは正義・金」とばかりにめちゃくちゃ情報発信する時代がきた。

「バカどもに車を与えるな!」と海原先生は常に真理をおっしゃっているが、まさにこの「バカどにツールを与えた状態」になったわけである。そりゃメディアとの付き合い方というのは難易度が上がっていく一方である。小学生時代の私だったら2フレでウソ情報に釣り上げられ、即犯罪に巻き込まれてムシャムシャ食べられてしまう。

TwitterやFacebookを見ても嘆かわしいことこの上ない情報が錯乱している。まーこれはこの混沌を楽しむものなんだろうが、さすがに身内が巻き込まれていってるのを見ると心が痛む。

これはどうしたらいいんだろうかと考えれば考えるほど、私が大学時に受けた「世の中に発信するのに必要な高等教育(またはそれ相当)」を義務教育以下で教えねばならないのではないだろうか? しつけの問題では済まされない。

そのヒントが詰まった本である。語りかけ口調な文体が少し気になるが、下村さんの体験などに基づいた話が多く盛り込まれていてとても腑に落ちる。

「おもしろければ何をやってもいいんだ」的なバカはどうしてもでてくる(そして私はそれを愛することもある)が、基本的な教育をちゃんとしているのとしていないのとは全然違う。「読み書き算盤」に加えて、「その書き込みがどうしてダメなのか」「この話がどうして信用できないのか」をまともに説明できるようになる。オススメ。

『Kanazawa.rb Meetup #53』に参加して HoloLens 触ったしプレゼンもした

| Comments

Meetup #53 - Kanazawarb に参加した。

HoloLens がすごかった

VRは世界に入ってなんでもできそう感があるんだが、Hololensは現実世界を把握してそれにたいしてアレコレという感じ。とってもすごくてゲームもおもしろかった。これは未来を感じる!

後日話たのは電子パーツ屋、スーパーマーケットにいったら詳細仕様がわかったり、自宅在庫と組み合わせてあれこれできるんじゃないか、とかほしいものリストにあるやつがここにあってしかも安いとかやってくんないかなーとか。

そして今私が欲しいのは、本棚から目的の本を見つけてナビゲーションして欲しいとか考えている。夢が広がる。

モデリングについてプレゼンした

スライドは以下。

最近、モデリング自体を扱う仕事をしている。本当に真面目に考えられてて偉いなと。

毎度毎度、図を書くときに反省を生かして「ああしよう」「こうしよう」とPDCAサイクルをまわすのはとてもいいんだが、このサイクルはオレオレサイクルであることがほとんどであり脳内で「こういう場合は、こういう図にしよう」と覚えておくだけでそれを仕様に落とし込むことはまずない。

これはとってももったいなくて、どうせ図を書くなら第三者が決めた(少なくとも私なんかよりよほど賢い人が定義した)ものにすればアウトプットの質が向上し、協力者も現れやすいんじゃないかって話。

先日「markdownはエンジニアが書くもので一般人は覚えられない」とかって話をしたが、markdownでそれ? 絶望的であった。

「標準化」「共通規格」「standardization」って知ってる? 小学校で習わなかった? その【なんたら】とかで書いてる見出しを # に変えるだけ。その・とかでリスティングしてるのを - とか * に変えるだけやん? そういうオレオレ書式しないでコンピュータが得意な書式にちょっと変えるだけでみんな得するんやで。って話に近いかもしれない。いやこの話は甘やかさずにすべきだと決意した。

懇親会

金沢名物 元祖金澤手羽先の鳥珍や【ちょうちんや】さんにお邪魔した。お鍋と手羽先のコース。美味しかった! モリモリおかわりした。お店に「参りました」と言わせることができなくて残念! また行きたい。

3/25に金沢IoT勉強&コミュニティ会『Kanazawa IoT』を開催します

| Comments

KanazawaIoT で進めていた準備を終え、いよいよ 2017-03-25(Sat)にマルツ金沢西インター店さまにて開催する。コンセプトやその内容については IoT勉強会只今準備中を見ていただきたい。

ロゴは ぺーた 先生にお願いした。

Kanazawa-IoT-banner-blue

Kanazawa-IoT-banner-green

2月中には募集ページ、ウェブページなどを作成する予定。最新更新状況は Facebookページ で案内しているのでまずはそちらをウォッチしていただきたい。

残念なマイナポータル、、、これがこの社会の実力

| Comments

【やじうまWatch】教訓はどこへ? 32ビットIEとSafariのみ対応、Java必須のマイナンバーのポータルサイト - INTERNET Watch

これどころか、使い方ページをみるとセキュリティレベルを下げろとかその他もろもろ…。とりあえず残念だと思ったことをまとめておく。

  • 必要要件が10年前なら許されるような古さ、すなわち、設計・開発・実装まで時間かかってしまいすぎ
  • 市場を経由して国民が便利としているものに追従できていない
  • 一般国民に向けてツールを配布する仕組み、インフラが無さすぎじゃないか
  • エンドユーザのツール・インフラの整備に日本の会社の技術が使われて無さすぎ、そもそも無いのか?
  • 部品、パーツの技術はある! のだったらちゃんとUI・UXも含めてそういうこと得意な連中に金払ってちゃんとやってもらうべき
  • やっぱ多重請けはホント悪、エンドユーザじゃなくて客の顔みて作るしか無いからな
    • 「多重請けで作ってねーよ」とおっしゃられるならばさらに失望だ。どんな連中がどんな単価でどんな責任で作ってんだよ。

普通に要件としては以下だと考える。

  • インストールなどの手間をかけず簡単に
  • なるべく他社商品に依存しないように
  • できるだけ多くの国民に公平に配布し
  • 便利かつ
  • 安全に活用してもらう

メンツを見ればドリームチーム(そりゃそーだ)。この受注ができるのはこのメンツしかないだろう。しかし彼らがやってもこうなってしまうのかという失望感。OSSのコミッタなどもいらっしゃって見えないところで寄与されてらっしゃるのかもしれないけれど。あ、ICカードはそうでもないか。

各項目についていろいろ言いたいことはあるが、やはりそもそも負けているのは「一般ユーザ向けのICTが完全に死んでいる」ことである。

ha4go を見ていただければわかるがほとんどのことはすぐできることばかりだ。日曜プログラマが片手間でできるものばっかりである。日本を代表するメーカーが数億かけてやることなんてほとんどない。このご時世において国民・市民に提供されるべきICT基盤や活用が足りてない。結果として「偉い人の指示・現場の人間の運用・一般市民が望むもの」の乖離が激しすぎるのだ。

この乖離は、MVCデザインパターンで解決できるのではないか。前提として以下としておく。

  • 国や地方自治体が一般市民向けのソフトウェアを作るのは無理がある
  • 一般市民が使うツールは市場によって左右される
    • 今年流行ったものが来年なくなっていることを想定せねばならない

としておく。のであれば、せめて国や地方自治体はモデル(Model)、すなわちオープンデータを提供することに徹し、「一般市民が望む形にする(View)」は「一般市民が作る」のにまかせればよい。これでフェアな競争もできる。

国民・市民向けサービスの仕様が残念なのが現時点でこの社会の実力であろう。役所がエンドユーザーをそのように想定し、ああいう要求をし、そういう会社が落札、実装し、でてきたのがこれということだ。私もそのICTに少しでも関わる国民・市民として戒めとしたい。つまり、これが私の実力ということだ。少しづつ底上げしていくしかない。

理系も文系も関係ないことを仕事とせざるを得ないのか

| Comments

私が就職活動を始めたとき、日本IBM人事の方がこれから就職活動を始めるであろう金沢工業大学情報工学部の連中を模擬面接・叱咤激励してくれるというイベントを行ってくれた。2000年度なので、就職氷河期真っ只中であった。

  • ライバルは多いぞ!
  • 内定がゴールじゃないぞ!
  • 入社してからが勝負だぞ!

というハッパをかけるためにであろうが「弊社は理系も文系も関係なく優秀な新卒を採用し、入社したら合宿所に叩き込んで基礎知識を叩き込む」ということをおっしゃっていた。工業大学相手に「お前らの大学で学ぶであろうことは関係ない」と言っちゃうのはスゴイなーと感じるが、まぁ会社と大学の関係がそうなってしまうような時代であったということであろう。

私も受験して落ちた。分相応、実力通り、人間万事塞翁が馬、そりゃそーだ。結局、小松の某社から内定が出たが卒業間際になって(確か卒業年次の1月ぐらいだったはず)内定取り消しになってあれやこれになるわけだが、その会社に入社するはずだった連中6人でコード書くような会社に入ったのは2人だったように思う。

結局、その就職活動やその後の経験から踏まえれば

  • 新卒に何も期待していない
  • 個性すら期待していない
  • 入社後にOJT(笑)という名の現場に放り込むことが許されている

であり、まとめると「高校以上の専門教育は、入社後に覚えてもらう仕事に比べたら誤差である。よって基礎教育が高ければよい」というのが現状であろう。

「専門教育を必要とする仕事がない」のか「専門教育済みなはず社員の品質にバラつきがあるのでハズレを引いても耐えられることを仕事とせざるを得ない」のかどっちなのだろうか?

ほとんどの会社は後者をちゃんと行っているのであろう。一度雇用してしまったら解雇しにくい現行制度ではそりゃこうなる。結局ほとんどの職場で定義された「仕事」が求められているのは「人力」「猫の手」である。その専門教育を社外に求めないのはある意味真面目でキッチリしている。

逆に「専門教育を必要とする仕事」は社員ツモが良くないと死んでしまう。ツモ次第なのでスケールしないし、採用も慎重になり、会社としての計画も立てづらい。

うーん。ちょっとまとまらないが1時間もかけてしまったので今日はいったんここまで。まぁ理系も文系も関係ない仕事をしている時点で凡夫であり、私もその一人でイヤだ。せめて給料よければよかったのに。という愚痴がいいたかったにすぎないかもしれぬ。

去年のクリスマスに5年つきあった子と別れた

| Comments

タイトルはもちろん釣り。5年間契約していた『さくらのVPS』の最初の1台、大阪のインスタンスをついに解約した。

それにしたって数年前までは自分で用意したサーバには名付けを行って愛でたものだ。「PC名教えて」と言ってアニメキャラの名前がでてきて辟易したり、各国首都名をつけて「東京沈黙しています!」「ロンドンの回線が!」とかそういう文化は死んだ。

いわゆる『家畜とペット(Cattle v.s. Pets)』というやつだ。これについては クラウドは家畜の群れだ。ペットのようにかわいがるな!:成迫剛志の『ICT幸福論』:オルタナティブ・ブログ あたりを読んでいただきたい。

この解約したインスタンスでは

  • Redmine
  • Zabbix
  • MySQL
  • tDiary
  • Apache
  • WordPress
  • nginx
  • FTP

あたりを動かしていた。これらを全部同居させるために非常に難儀した。が、それがこの数年のAWSなどの時間貸しVM提供サービスやdockerの登場によって

  • OS・ミドルウェアの管理がめちゃくちゃ大変
  • 1ロール/1サーバ(契約)でも十分安い
  • メモリやディスクの空き容量をとっても気にする必要がある & アラートを送る仕組みもいる

などなど、やっぱりみんなだるかったんだなあってところが解消されてきた。まーこのダルイところを商売してた人らがピンチになってくるかもしれないけど。私も含めてダルイだけなことを『技術』と呼んでしまっていたんだなってことを反省していただきたい。

それにしたって5年という長い間大変お世話になった。自宅サーバからこれに替えただけだいぶ知見が得られて本当に感謝している。大阪インスタンスはこれで最後で、石狩にまだ4台ほどインスタンス借りている。

最後はもうdocker上で更新しなくなったtDiaryが動いていただけになっていた。さくらさんに

  • もっと安いプランがあって
  • それに変更することが手数料なしでできて
  • ディスクが簡単に引き継げたら

そっちに移行しようと考えていのだが、もたついている間にAWSのLightSailというものがでてきてしまって使ってみたかったのでそっちを採用してしまった。

契約して rsync/home/root をコピーし、tDiaryは Docker Hub においてある pharaohkj/tdiary - Docker Hub をプルするだけで普通に動いた(そりゃそーだ)。

結局私の要件としてはよっぽど便利な何かがある! ってこと以外はdockerdが動けばよく、そのクラウドサービス提供コスト勝負になってしまっている感が高い。

『JAWS-UG金沢第18回週末勉強会〜re:Invent 振り返り〜』に参加しLightSailについて話した

| Comments

「サーバを立てるなんて後期高齢者以上の人が昔を懐かしんでやるものだよね〜」を合言葉にしていたのに、AWSが新サービスとして発表した LightSail

安かったので実際にもう使い始めた。そのスクショを元に2017-01-14(Sat)『JAWS-UG金沢第18回週末勉強会 〜 re:Invent振り返り 〜』に参加し、この LightSail について話しした。

スライドは以下。本会時に比べて『ゴール』に関するページを追加した。

雑感

re:Invent自体が広すぎるってのもあるが、それと同じくしてVPSからIoT(具体的なセンサやマイコンの型番まで)飛び出してたぶん全部ついていくのは無理なんじゃないか? 俺の知りたいことが味が薄い! って気持ちになっちゃうだろうなって。

やっぱりある程度セグメントするしかないのか。結局人を集めたいから全部やりますってのはもはやこれだけクラウドと一言いったっていろいろありまくりな世の中無理になってきたんだろうな。ちょっと前まで『クラウド』といったらVMの話だけしてりゃ9割はカバーできてたもんねえ。

となると、セグメント、、、いやクラスタかな? をするネタをどこにもってくるかってことが企画になるんじゃないか。ぱっと思いつくのは以下。

  • 使われ方で分ける
    • ハードウェアを下層・ソフトウェアを上層部に持ってくるいわゆるウェブアプリ
    • ソフトウェアも上層部に至っているいわゆるIoT仕組み
    • サーバレス、下層サーバレイヤを知らなくても大丈夫なしくみ
    • ウェブアプリのなかでもどのレイヤを扱うのか
    • 社内システム・IT系じゃない会社の運用
  • 予算で分ける
    • 500円/月とか1円でも安く
    • 10,000円/月とか50,000円/月とか
    • 100,000円/月以上
  • XaaS的使い方でわける
    • mBaaS
    • SaaS
    • PaaS
  • 網羅性か深掘りか

懇親会

懇親会は加能商店さんにお邪魔した。大雪な日でもあったのでお客さんが入ってなかったが美味しかった。16時からやってるってのも17時に閉会せざるを得ないITビジネスプラザ武蔵勢としてはいいんじゃないだろうか? 鯛茶漬けおいしかった。

金沢おでん

ふぁらお加藤さん(@pharaohkj)が投稿した写真 -

能登牛コロッケ

ふぁらお加藤さん(@pharaohkj)が投稿した写真 -

ローストビーフ

ふぁらお加藤さん(@pharaohkj)が投稿した写真 -

エイヒレ

ふぁらお加藤さん(@pharaohkj)が投稿した写真 -

海鮮餃子。エビの風味がいい。

ふぁらお加藤さん(@pharaohkj)が投稿した写真 -

鯛茶漬け

ふぁらお加藤さん(@pharaohkj)が投稿した写真 -

イクラ丼。米が見えない!お医者さんも激おこプンプン丸だあ!

ふぁらお加藤さん(@pharaohkj)が投稿した写真 -

断面図

ふぁらお加藤さん(@pharaohkj)が投稿した写真 -